ロッテ・小島が12球団一番乗りで完封勝利 「1-0で勝てたのがめちゃくちゃうれしい」
「ロッテ1-0オリックス」(5日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの小島和哉投手が、2021年10月3日・楽天戦以来に完封勝利を挙げた。12球団一番乗りの偉業に「1-0で勝てたのが、めちゃくちゃうれしいです」と振り返った。
初回は、2者連続三振の立ち上がり。2死から中川に右中間二塁打を浴びたが、無失点に抑えた。それ以降はオリックス打線に二塁を踏ませず。1-0の七回2死一塁からは、頓宮をフォークで空振り三振に斬り、雄たけびを上げた。
九回は先頭に右前打を浴びたが、2死一塁から最後は宗を遊飛に仕留め完封星とした。「京セラでホームランを打たれたのがよぎったけど、だからこだわって初球は絶対真っすぐでいこうと思った。そこで良い球を投げられたのは成長したかな」とはにかんだ。
吉井監督は「(九回は)3安打、1-0だったので動かない方がいいかなと思った。『小島にくれてやるぞ、このゲーム』。そういうつもりで投げさせた」と説明。「よく頑張った。これから良い時も悪い時を繰り返すと思うけど、こういうのを続けながら左のエースになってほしい」と期待を込めた。





