日本ハムが延長十二回に劇的サヨナラ勝ち 貯金2は新庄政権初、球団では20年8月以来、1317日ぶり

延長12回、サヨナラ犠飛を放ち、ナインから手荒く祝福されるマルティネス(中央)=撮影・中島達哉
延長12回、マルティネスがサヨナラ犠飛を放ち、大喜びする新庄監督(奥)=撮影・中島達哉
7回、同点打を放つ代打・郡司(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム3-2西武」(5日、エスコンフィールド)

 日本ハムがサヨナラ勝ち。2-2の延長十二回1死満塁、マルティネスの中犠飛で勝ち越した。

 その瞬間、新庄監督はベンチでコーチらとハイタッチで喜びを分かち合った。今季4勝2敗で2位に浮上。貯金2は新庄政権では初めてで、20年8月27日以来、1317日ぶりだ。

 打線は三回、五回、六回と3度得点圏に走者を置きながらホームが遠かったが、終盤の怒濤(どとう)の反撃で難敵・今井を攻略。同点に追いついた。2点を追う七回、無死満塁から奈良間の中犠飛で1点差。さらに1死一、二塁から代打・郡司の右前打を右翼・若林の失策を誘い、同点とした。

 この回は先頭の野村が左中間二塁打で出塁。田宮の左前打、水野の四球で無死満塁の好機をつくった。5安打を集中し、4度目の正直でついにホームを陥れた。

 先発の伊藤は7回3安打2失点の好投。味方が同点に追いつき、勝敗はつかなかった。二回にアギラーに浴びた、大きく開けた左翼線に落ちる二塁打をきかっけに先制点を献上。五回にはコルデロに高めに浮いたスプリットをバックスクリーンに運ばれた。許した3安打はいずれも外国人に打たれたものだった。

 「先制点を与えたことが悔しいです。ホームランの1球がもったいなかった。先頭打者を出した回に失点しているので、先頭を切れたらもっと楽な展開で投げられたと思います」とコメントした。

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