日本ハム・新庄監督「負ける気はしなかった」マルティネスのサヨナラ犠飛に「すごい仕事ですよ。ヒット3本より価値ある」
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「日本ハム3-2西武」(5日、エスコンフィールド)
日本ハムが2-2の延長十二回1死満塁、4番・マルティネスの中犠飛でサヨナラ勝ちした。激闘を制した新庄監督は「あー。よく追いついて逆転してくれましたよ」とナインの奮闘をたたえた。
マルティネスは開幕から5試合でわずか1安打。この日も前の打席まで5打数無安打と当たりが出ていなかった。それでも指揮官は「満塁は強いですから。なんかきょう、負ける気はしなかったんで、落ち着いてベンチで見てられましたね」と迷うことなく主砲に託した。報道陣から最低限の仕事をしたかと問われると「いやいや。すごい仕事ですよ。ヒット3本より価値のある打席だったですね」と賛辞を贈った。
これで今季4勝2敗とし、首位のソフトバンクに0・5ゲーム差の2位に浮上した。貯金2は新庄政権では初めて。球団でも2020年8月27日以来で、1317日ぶりとなった。