中日 37歳の涌井が1年目から20年連続勝利の偉業達成 打のヒーロー細川も敬意「本当にすごい方」

 今季初勝利を手にしナインとタッチを交わす涌井(撮影・市尻達拡)
 先発し力投する涌井(撮影・市尻達拡)
 5回、細川はバックスクリーンへ2ランを放つ(撮影・市尻達拡)
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 「広島0-4中日」(6日、マツダスタジアム)

 中日・涌井秀章投手(37)が1年目から20年連続勝利の偉業を達成した。チームは2連勝で貯金1とし、単独2位に浮上した。

 先発・涌井は七回途中8安打を浴びながら粘り強く無失点。制球良く無四球でまとめ、広島打線に得点を与えなかった。七回は1死三塁で登板した斎藤が無失点の好リリーフ。継投策もはまり、逃げ切った。

 1年目からの連続は米田哲也、石川雅規の22年が最長。2年目以降を含めての最長は23年(工藤公康、山本昌、三浦大輔)。涌井は西武、ロッテ、楽天、中日と在籍4球団目で、通算160勝となった。

 打線は三回、中田の犠飛で先制。細川が五回に3号2ランを放ち、リードを3点に広げた。ヒーローの細川も涌井について、「本当に毎日お世話になっていてすごい方、本当に勝ちをつけられて良かった」と敬意を示した。

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