ロッテ・佐々木朗希 7回3安打2失点9K 自己最多111球 序盤乱調も三回から別人に 160キロ超えなしも修正能力発揮
4枚
「ロッテ-オリックス」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・佐々木朗希投手が先発し、7回で自己最多111球を投げ、3安打2失点9奪三振で降板。打線の援護も受け、今季初勝利の権利をつかんだ。直球の最速は七回に計測した158キロだった。
初回、1死から西野が放った左中間への打球を岡が捉えられずフェンスまで到達する三塁打に。続く中川への3球目、142キロのフォークが暴投となりその間に西野が生還。いきなり先制点を与えた。その後は打ち取り最少失点としたが、0-1の二回、1死から連続四球で一、二塁とすると、続く福田には中前打で満塁。さらに安達には適時右前打を許し、追加点を与えた。
だが、三回以降はスライダーを増やし立て直した。三回1死からはセデーニョに死球とするも無失点。四回には2三振を奪い、この日初めて三者凡退とした。五回も1死から西野、中川を直球で連続空振り三振とした。
5回で球数は90球に達したが、六回、七回も続投。2イニング連続で三者凡退に切り、七回は力を入れて158キロを計測。高い修正力を見せた。