中日 小笠原がDeNA度会を警戒「怖い物知らずですから」 9日勝てば2891日ぶり単独首位
首位攻防となる9日・DeNA戦(横浜)で先発する中日の小笠原慎之介投手(26)が8日、ドラフト1位・度会(ENEOS)を警戒した。
DeNAは度会が安打を放てば5戦4勝。左腕は「怖い物知らずですから、ガンガンくるでしょうね。打って出塁を許せば、相手チーム全体が勢いに乗る」。具体的な攻め方は明かさなかったが「細心の注意を払って投げたい」とハマの元気印を封じる決意を示した。
チームの勢いを加速させるためにも重要な登板となる。2カード連続で勝ち越しており、5日からの広島3連戦(マツダ)は全試合完封勝利を収めた。DeNAとは0・5ゲーム差の2位。9日に勝てば2016年5月10日以来、2891日ぶりの単独首位。さらに2年ぶりの4連勝と貯金3も懸かる。
ナゴヤ球場で最終調整した小笠原の表情には気合がみなぎっていた。自身も勝てば今季初勝利。「チームの雰囲気もすごくいいですし、いい流れできている。僕も乗っかりたいし、勢いが加速するようなピッチングがしたい」と腕をぶした。