中日が2891日ぶりの単独首位!スタメン復帰の中田翔が全得点をたたき出す 小笠原は完封逃すも7回1失点 2年ぶりの4連勝&貯金3

 3回、中田は右前に2点適時打を放つ(撮影・佐藤厚)
 DeNA打線を相手に力投する小笠原(撮影・佐藤厚)
 1回、中田の右前打で二走の三好が生還(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA1-3中日」(9日、横浜スタジアム)

 中日が2試合ぶりにスタメン復帰した中田翔内野手の3打点の活躍で2年ぶりの4連勝。立浪政権下では初、チームとしては2016年5月10日以来、2891日ぶりの単独首位に立った。

 初回、「いいところに転がってくれました」と右前に先制タイムリーを放った中田。続く三回2死二、三塁で迎えた第2打席では左手一本で厳しいコースを払い、鮮やかに右前へ落とした。

 2打席連続のタイムリーで決勝点を奪い「この打席でもいいところに飛んでくれました」と一塁ベース上で満面の笑み。7日の広島戦はコンディション不良で欠場していたが、大事な首位攻防戦に向けて調整。存在感を発揮した。

 先発の小笠原は二回に山本に適時打を許し、チームとして4試合ぶりの失点を喫するも最少失点で我慢を続け7回1失点と試合を作った。初勝利をマークし、ヒーローインタビューでは「ベイスターズ打線はすごく強力なので、そこに勝てて良かったです」と語った。「木下さんのおかげです。ありがとうございました」と女房役に感謝し、4連勝での首位に「いい流れに乗っていると思います。本当に応援のおかげだと思います。ありがとうございます。いい雰囲気で野球ができている」と語った。

 八回はセットアッパーの勝野がきっちりと三者凡退に抑えて守護神につないだ。R・マルティネスも2点のリードを守り切って試合を締めた。立浪政権下での貯金3は22年5月11日以来、最多タイ。勝ちきる野球での単独首位は本物だ。

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