オリックス最下位脱出 森が先制の2点二塁打 楽天キラーの先発田嶋は5回2失点で今季初勝利「ストレートが良かった」

 1回、適時二塁打を放った森(撮影・石井剣太郎)
 1回、適時二塁打を放つ森(撮影・石井剣太郎)
 先発し力投する田嶋(撮影・石井剣太郎)
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 「オリックス5-4楽天」(9日、京セラドーム大阪)

 遠征6連戦を終え、本拠地・京セラドームに戻ってきての初戦。序盤から試合を優位に進めたオリックスが勝利し、最下位を脱出した。

 初回から相手先発・ポンセを攻め立てた。1死二、三塁からセデーニョの二ゴロで先制点を奪うと、続く森が左中間に適時二塁打を放ち2点を先制した。三回にもセデーニョの適時打、森の右犠飛で追加点を奪い、五回も若月が逆方向に放った一打が生まれ、中継プレーが乱れる間に一走・杉本が一気に生還した。

 先発の田嶋は粘りの投球を見せた。初回から三回までは無失点投球。4点リードの二回に阿部、小郷の連続適時打で2失点したが、その後は得点を許さず。5回6安打2失点と試合を作り、今季初勝利をマークした。

 昨季、田嶋は楽天戦6試合に先発し、3勝1敗、防御率1・51。昨年9月30日の一戦で黒星が付くまで、同戦自身10連勝を続けていた。さすがの楽天キラーぶりだった。

 降板後、試合を振り返った田嶋は「球数が多くなってしまい、自らを苦しめるピッチングになってしまいました。ただ、その中でも序盤はストレートが良かったですし、なんとか粘り強く投げて、ゲームを作ることが出来たところは良かったと思います」とコメントしていた。

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