巨人・小林の今季初安打&初タイムリーで先制 菅野も巨人ファンも大興奮 投手戦の均衡破る一打

 6回、小林が左前に先制打を放つ
 6回、小林は左前に先制適時安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 6回、先制打を放ちガッツポーズする小林
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 「ヤクルト-巨人」(11日、神宮球場)

 巨人が小林の今季初安打&初タイムリーで先制点を奪った。

 0-0の投手戦が続く六回、2死からドラフト3位の佐々木(日立製作所)が四球を選んで出塁。続く小林の打席でスタートを切り、プロ初盗塁を決めた。直後の3球目、内角の直球に詰まった打球が、左翼前にポトリと落ちる。スタートを切っていた佐々木が、頭からホームに滑り込んだ。

 三塁ベンチ前でキャッチボール中の菅野は、左手をグルグル回して生還を見届けると、一塁の小林に向け何度も拳を掲げて喜びを表現した。左翼スタンドを埋め尽くした巨人ファンも大興奮。今季出場2試合目のベテランが、バットでもチームに流れを呼び「打ったのはカットボール。(菅野)智之が頑張っているので、何とかしたかったので泥臭くいきました。(菅野)智之を援護できてよかったです」とコメントを残した。

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