オリックス・山下、5回1失点 制球が大荒れの前回から修正し2四球に 今季最速タイの159キロ、自己最多107球の力投

 先発し力投する山下(撮影・石井剣太郎)
 2回、満塁の危機をしのぎグローブを叩く山下(撮影・石井剣太郎)
 4回、小郷を三振に打ち取った山下(撮影・石井剣太郎)
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 「オリックス-楽天」(11日、京セラドーム大阪)

 オリックス・山下舜平大投手(21)が5回7安打1失点、2四球でマウンドを降りた。プロ入り最多の107球。今季最速タイの159キロをマークするなど、力強い直球で勝負した。

 初回は三者凡退と快調な立ち上がり。一転、二回は1死から岡島、鈴木大、辰己に3連打でピンチとなったが、石原を空振り三振、小深田を三邪飛に打ち取った。

 ただ、三回に先制点を献上してしまう。1死二塁から相対した浅村に左中間を深々と破られる適時二塁打を許し、1点を奪われた。その後も走者を出しながらの投球が続いたが、五回を何とか最少失点でまとめた。

 前回、今季初先発だった3日・西武戦(ベルーナ)では、5回0/3を2失点ながらも、自己ワーストの8与四死球と制球が大荒れだった。「気持ちの面でちょっと乱れがあったりというところで、まだ弱さが出たんじゃないかな」と反省点を口にしていたが、今回はしっかりと修正してきた。

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