「東都大学野球、中大５－２駒大」（１２日、神宮球場）

　中大が駒大に連勝し、勝ち点を取った。１年生の子安秀弥投手（東海大相模）が３番手で登板し、リーグ戦初勝利を挙げた。

　同点の七回１死二塁のピンチで登板。真鍋蒼を二ゴロ、続く代打・増見を右飛に仕留め、無失点でしのいだ。直後にチームは勝ち越しに成功。八、九回も無失点で抑え、２回２／３を１安打で記念の１勝目を挙げた。開幕戦でもリーグ戦初登板で２回２／３を投げ、１安打無失点、１四球だった。

　１０日の２回戦では、同学年の東恩納（沖縄尚学）が初登板初勝利を挙げており「負けないように良いピッチングをしようと思っていました。初勝利できて率直にうれしい」と語った。

　新たに就任した香田誉士史監督が率いる駒大は１戦目を勝利したが、連敗で勝ち点を逃した。