巨人が今季初の4連勝!オコエがV打 六回に一挙7得点の猛攻で九里をKO

 6回、オコエは中前に勝ち越しの2点適時安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 6回、オコエの適時打で逆転し、笑顔で岡本(左)を迎える阿部監督(撮影・西岡正)
 4回、ソロを放つ岡本和(撮影・西岡正)
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 「巨人9-4広島」(12日、東京ドーム)

 巨人が、逆転勝利で今季初の4連勝をマークした。

 打線は2点を追う二回に坂本が、左翼席中段に運ぶ2号ソロを放った。

坂本のアーチは開幕2戦目の3月30日・阪神戦(東京ドーム)以来となった。3点を追う四回には岡本和が左翼席に3号ソロをたたき込んだ。今季2度目のOSアベック弾で反撃ののろしを上げた。

 野手陣が執念を見せたのは六回。1死満塁から坂本の押し出し死球で3-4と1点差に迫る。なおも2死満塁。ここでスタメン出場したオコエが、しぶとく中前に運ぶ。逆転の2点適時打を放ち、今季自身初打点をマークした。勢いに乗った打線はこの回、一挙7点を奪って突き放した。

 先発したエース・戸郷は立ち上がりに苦しんで打ち込まれた。初回には1死二、三塁のピンチを招くと、堂林に左前適時打を浴びて2点を先取された。1-2と1点差に迫った直後の三回は無死二塁から菊池に中前打適時打を打たれて1失点を喫した。四回には、坂倉にソロを浴びて4失点目を許した。

 その後は立ち直りのきざしも見せたが、阿部監督が決断を下し、五回2死三塁の好機で打席が回り、代打を送られて降板となった。

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