ヤクルト改造打線も不発で3連敗 DeNAの度会&佐野に3安打許して高津監督「検証する必要がある」

 5回、ピンチでマウンドに集まるサイスニード(中央)らヤクルトナイン
 6回、試合を見つめる高津監督
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 「DeNA3-1ヤクルト」(12日、横浜スタジアム)

 ヤクルトが逆転負けを喫して3連敗。改造打線で現状打破を目指したが、不発に終わり、主砲・村上は無安打で本塁打&打点なしは49打席まで達した。

 苦しい時間が続いているが、下を向いている時間はなかった。試合後の高津監督は度会&佐野に3安打、宮崎&牧に2安打と同じ打者に何度もやられていることを受けて、「対策はもちろんしています。投げミスなのか、対策が間違えているのか。ちょっとそこは検証する必要があると思います」と話した。

 3月29日に開幕し、11試合が終わった。このカードで対戦がようやく1巡する段階だ。翌日からも対戦が続く打者たちを“難敵”と位置づけないように、検証をしていく方針を示した。

 また4番・村上は開幕から49打席消化しても、いまだ本塁打&打点のない状態。長いトンネルが続いているが、六回には左飛を放つなど、打球に角度もつき始めている。村上は試合後に「チャンスで回ってきたらしっかり打てるようにまた頑張りたい」と話し、「アウトになる時も何か原因があるだろうし、その打てない時も原因があるだろうし、打てる時も原因があると思うんで。そこはしっかり見つめながらやっています」と振り返った。

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