ヤクルト泥沼3連敗 打順テコ入れも機能せず 高津監督「投げミスか、対策間違えか。検証する必要ある」
「DeNA3-1ヤクルト」(12日、横浜スタジアム)
泥沼の3連敗だが、ヤクルト・高津臣吾監督(55)にうつむいている時間はなかった。好不調の波ある143試合のスタートダッシュに、少しつまずいているだけだ。「投げミスなのか、対策が間違えているのか。そこは検証する必要があると思います」。敗因を、一つずつつぶしていく。
投打が最後までかみ合わなかった。打順をテコ入れし、打開策を探った一戦。それでも先発・サイスニードが逆転を許して、今季1敗目を喫した。また、チームとしてDeNAの度会に3安打、佐野に3安打、牧&宮崎にマルチ安打と、同じ打者にやられている傾向もある。
ミーティングでは意見を出し合い、最良の道を探した。それでも、実らないのには理由がある。「じっくり見ていきたいと思います」。ヤり返す舞台が必ずやってくるシーズン序盤。戦いはまだ始まったばかりだ。