祈りが通じた!父・清原和博氏の目の前で慶大・正吾内野手がリーグ戦初打点となる中越え適時二塁打
「東京六大学野球、慶大-東大」(13日、神宮球場)
リーグ戦初の4番に座った慶大・清原正吾内野手(4年・慶応)を、父で巨人などで活躍した和博氏が見守った。三回1死一、三塁の好機で迎えた第2打席。Tシャツの中から取りだしたネックレスを握り、祈るように父が見つめた。
2ストライクと追い込まれた後の3球目をはじき返し、中越えにタイムリー二塁打で先制点。リーグ戦初打点をマークした愛息を、和博氏は拍手で祝福した。
一回の好機でもネックレスを握った和博氏だったが、2度目の祈りがようやく通じた。五回走者なしの時では握らなかったが、七回先頭の打席は再びTシャツから取り出したネックレスを握ったが結果は投ゴロ。再びシャツの中にしまった。