東大 渡辺向輝が1回を三者凡退の好リリーフ 元ロッテ・渡辺俊介氏の長男 清原Jr.との対決に意欲「確実にネットでバズる」

 父の元ロッテ・渡辺俊介氏とそっくりなフォームで投げる東大・渡辺向輝(撮影・吉澤敬太)
 力投する東大・渡辺向輝(撮影・吉澤敬太)
 8回、打者を打ち取り笑顔でベンチに戻る東大・渡辺向輝(撮影・吉澤敬太)
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 「東都大学野球、慶大5-2東大」(13日、神宮球場)

 元ロッテ・渡辺俊介氏の長男である東大・渡辺向輝投手(3年・海城)が八回に登板し1回を三者凡退に抑える好投を見せた。

 昨年はスライダー頼りだったが、冬の期間にカーブとシンカーを習得し幅を広げた。「慶応戦は去年の春にかなり打たれて失点したので、きょうはストライク先行でしっかり勝負できたら良いなと臨みました」と父をほうふつとさせる美しいアンダースローで堂々と投球。1死から外丸には9球粘られたが、「粘られても逃げなかった」と10球目の124キロで遊ゴロに。続く水鳥は投ゴロに打ち取りスコアボードにゼロを刻んだ。

 この日は対戦が実現しなかったが、清原和博氏の長男である慶大の4番・清原正吾内野手(4年・慶応)について問われると「もし清原選手と対戦して打たれてしまったら、確実にネットでバズる(話題になる)じゃないですか(笑)なので、もし対戦することになったら絶対に抑えないとなと思います」と意欲を示した。

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