ソフトバンク・山川が2打席連続満塁弾「どすこい」で大ブーイング→小さく「どすこい」2打席連続は二岡智宏以来
「西武2-11ソフトバンク」(13日、ベルーナドーム)
今季西武から加入したソフトバンクの山川穂高内野手が2打席連続で満塁本塁打を放った。3-0の六回に西武・水上のスライダーをとらえて左中間スタンドへ。八回、再び満塁で巡ってきたチャンスで今後は豆田のストレートを完璧に捉えて左翼席へ運んだ。
1本目はダイヤモンドを一周してベンチに戻った山川はスタンドに向かって「どすこい」を披露。これにはこの日、静かに見守っていた古巣ファンが一転して大ブーイングを起こした。2本目の後は小さく「どすこい」を披露した。
1試合2本の満塁本塁打は1951年の飯島滋弥(大映)と、2006年の二岡智宏(巨人)以来でプロ野球史上3人目。2打席連続は二岡以来、2人目。
山川は初めて敵地として乗り込んだ12日の試合で初回の第1打席から古巣ファンから野球場にいるとは思えないような大ブーイングを受けた。そんな中で六回の第3打席で中前打を放つなど、4打数1安打3三振。「意識した。的にしたら怖い印象はある。育ててもらったし、当然感謝もしている」と話していた。