中日・立浪監督 監督就任後初の6連勝に「最高の形になったと思います」阪神戦力外の山本が奮起の3安打「そういう思いもあったと思いますし」

 阪神に勝利しナインを迎える立浪監督(撮影・山口登)
 お立ち台でポーズを決める山本(左)と宇佐見(撮影・山口登)
 8回、適時打を放ち塁上で喜ぶ山本(撮影・山口登)
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 「中日5-2阪神」(13日、バンテリンドーム)

 中日・立浪監督は2020年以来の6連勝(1分け挟む)に「正直にうれしいです。最高の形になったと思います」と声をはずませた。

 まさしく最高のゲーム展開となった。先発のメヒアが初回に2点を失いながらもしっかりと粘った。阪神打線を無得点に封じると六回、「大竹投手はなかなか崩せないなと思っていたんですけど、あの回は少しボールが浮いたので」と先頭の田中が四球を選び、高橋周の安打で無死一、三塁。ここから中田翔の適時打で1点をかえし、細川の安打でなおも無死満塁としたところで大竹をノックアウトした。

 代打・中島の押し出し死球で同点に追いつくと、宇佐見の決勝適時打、さらに代打・村松の押し出し四球で一挙4得点。八回には昨オフに阪神を戦力外となった山本がこの日3安打目となる右前適時打でダメを押し「昨年阪神を自由契約になってそういう思いもあったと思いますし、良かったんじゃないかなと思います」と目を細める。

 「先制されたんですけど、集中打といいますか、一気に逆転できた。山本も大きかったですし、最高の形になったと思います」と手応えをにじませる指揮官。自身の監督就任後では初の6連勝。貯金5はチームが変わった揺るぎない証だ。

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