ロッテ種市 7回1失点の粘投に「変化球をカウント球に使えたのは良かった」 吉井監督は「まっすぐは全然コントロールできていない」
「楽天2-2ロッテ」(13日、楽天モバイルパーク)
ロッテの種市篤暉投手が先発し、7回115球を6安打1失点と粘りの投球を披露した。「まっすぐが全然コントロールできていなかった中で、変化球をカウント球に多く使えたのは良かった」と振り返った。
初回は三者凡退で立ち上がったが、序盤は制球が思い通りではなかった。ただ、三回からはスライダーで対処。1-0の五回には2死二塁から小郷に同点の右前適時打を浴びたが粘って最少失点に抑えた。「スライダーが一番良かったので、カウント球にもウイニングショットにも使えたのが僕の中では一番大きかった。抑えられた要因」と話した。
吉井監督は「調子が悪そうだったけど、七回までよく頑張って投げてくれた」とねぎらったが、「まっすぐは、全然コントロールを自分でできていないので、あれだとピッチングにならない。よく115球で7回収まったとも思ってます」と辛口の評価もした。