ヤクルトが今季初の連勝 主砲・村上に今季13試合目で待望の1号、先発・ヤフーレは6回無失点で開幕3連勝
「DeNA0-9ヤクルト」(14日、横浜スタジアム)
ヤクルトが今季初めての連勝。主砲・村上が今季13試合目、54打席目で待望の今季1号を放ち、先発したヤフーレが6回5安打無失点で開幕から3連勝となった。
待ちわびた快音は初回に鳴り響いた。2試合続けて「2番」で先発出場となった村上が、1死から打席に向かった。カウント3-1からの5球目をフルスイングではじき返すと、打球はバックスクリーン左へ。13日の同戦で迎えた53打席目に今季初打点を挙げるなど、人生初めて入る「2番」という場所で令和の三冠王がついに目覚めた。
また2点リードの七回には相手の守備が乱れる間に、一気に攻め立てた。この回だけで5安打を集中し、一挙7得点と大きく引き離した。
投げては、先発のヤフーレが猛打のDeNA打線に仕事をさせなかった。初回から四回までいずれも回の先頭打者の出塁を許したが、粘り強く投げ込んでホームへの生還は許さない。6回5安打無失点と仕事を果たし3勝目。来日初登板で初勝利した3月31日から3週連続で勝ち投手になり、自身開幕3連勝と苦しい投手陣の柱となっている。