「日本ハム５－１ソフトバンク」（１６日、エスコンフィールド）

　日本ハムが首位・ソフトバンク相手に鮮やかな逆転勝ち。連敗を２で止めて勝率５割に戻した。

　新庄監督は７回６安打１失点と好投した先発の山崎をたたえた。「テンポ良いしねえ。守りやすいですよね、野手も。ああいう（ふうに）テンポがいいと、点が取れる場面で点が取れるという。というところを作ってくれたのは山崎君でしたね」と本拠地初勝利を挙げた左腕を持ち上げた。

　首位相手に快勝し、勝率５割に復帰したが、「もう５割とか…１試合１試合。みんなで勝つという気持ちが強いんで」とあくまで自然体を強調。それでもここ最近３カード連続で初戦を取りながらも、カード勝ち越しがないだけに「ホント、明日は何としてでも取りたいですね」と力を込めた。

　１７日は３月に支配下登録された３年目の福島がプロ初のマウンドに上がる。試合前、福島に声をかけたが、「『頑張りなさい』なんて言わない。『楽しみなさい』って。角度のある球をブルペンと同じように投げたら、ファウル捕れるので７０球をメドに。（最初から）飛ばすと思うので」と２０歳の若き右腕に期待を寄せた。