巨人・坂本 挟殺プレーの痛恨ミス責任背負う「ジャッジミスです」「伊織に申し訳ないです」

 7回、木浪の投ゴロで坂本(左)のタッチをかいくぐり三塁へ進む植田(撮影・立川洋一郎)
 7回、木浪の投ゴロで植田に三塁進塁を許し、がっくりの山崎伊(左端)=撮影・中田匡峻
 7回、山崎伊のフィルダースチョイスにより三塁へ向かう植田(左)=撮影・石井剣太郎
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 「阪神1-1巨人」(16日、甲子園球場)

 巨人・坂本勇人内野手が、失点に結びついたミスの責任を背負った。

 1点リードの七回1死二塁。投ゴロで飛びだした二塁走者の植田を二、三塁間の挟殺プレーに持ち込んだ。山崎伊からボールを受けた三塁手・坂本は植田を二塁方向へ追い込みながら、二塁ベースに到達しようとした打者走者の木浪もアウトにしようと二塁へ送球。だが、この送球間に植田は三塁へ突進。結果的に植田、木浪ともにアウトにできず、オールセーフとなった。この後、糸原の犠飛で同点とされた。

 試合は雨天コールドにより、1-1で引き分け。坂本は「(山崎)伊織に申し訳ないです。ジャッジミスです」と、責任を背負った。

 阿部監督は「ミスも出て、負けなかったのは大きいかな。完全な負けゲームだから」とし、挟殺プレーについては「次のランナー(木浪)を先にアウトにしようとしたんだと思う。だけど、状況判断だよな。(植田をアウトにして)とにかくアウトカウントを増やす場面。2、3点勝っているならいいんだけど。そういう状況判断ができなかった」と振り返った。

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