ロッテの34歳・唐川が6回1安打無失点の快投 吉井監督「おじさんにはまだ早い。もう一花咲かせて」と大絶賛

 9回、投手交代を告げる吉井監督(撮影・開出牧)
 力投する唐川(撮影・開出牧)
 11回、レフトへサヨナラ打を放ち、ポランコ(左下)らナインから手荒い祝福を受ける岡(撮影・開出牧)
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 「ロッテ4-3西武」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 今季から先発に再転向のロッテ・唐川侑己投手が今季初先発し、6回67球を投げ1安打無失点。吉井理人監督は「予想以上のピッチングをしてくれてすごく助かりました。今は(先発ローテの)6番手が空いているのでそこを狙って頑張ってほしい」と評価した。

 登板前のプランについて指揮官は「本当はピギーバックを考えていた。唐川が3回か4回、その後中村(稔)がロングっていう感じだった」と説明したが、唐川は五回まで完全投球と圧巻の投球を披露。六回、先頭打者に安打を許したが、無失点で投げきった。

 「2軍で65球以上投げていなかったので」と、この日は1点リードの6回67球で降板。2018年7月5日以来となる先発での勝利を手にすることはできなかったが、「それ(プラン)をひっくり返すようなすごいピッチングをしてくれたこれから体力をつけて完投できるピッチャーになってほしい。おじさんと言うにはまだ早い。もう一花咲かせてほしい」と34歳のベテラン右腕を褒めちぎった。

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