オリックス 頓宮が決勝ソロを含む4打点 エスピノーザが34年ぶりの新外国人来日初登板から3連勝
「楽天0-5オリックス」(17日、楽天モバイルパーク)
オリックスは楽天に快勝し、今カード1勝1敗とし、3カード連続勝ち越しへ望みをつないだ。
打線では頓宮が大活躍。岸から完璧に射抜いた白球が、左翼席に向かって一直線に伸びた。左翼ポール際にスタンドインし、淡々とした表情でダイヤモンドを一周した。
「追い込まれていたのでコンパクトに打ちにいきました。なんとかスタンドまで届いてくれて良かったです」
両軍無得点の二回1死走者なし。フルカウントから岸が投じたチェンジアップが真ん中に甘く入った。力任せにならずにスイングし、左翼方向へ美しい放物線を描く。今季2号の先制ソロとなり、エスピノーザに援護点をもたらした。
2点リードの七回2死満塁では、伊藤茉から右翼線に走者一掃の3点適時三塁打をマーク。「チャンスだったので、とにかく必死に打ちにいきました。いいところに落ちてくれたのでよかったです」。4打点と勝負強さを発揮した一日だ。
先発のエスピノーザは7回5安打無失点と好投。105球の力投を披露し、無四球と制球力も抜群だった。来日初登板から3連勝は、球団では1990年のシュルジー以来の快挙となる。