DeNA 筒香嘉智が入団会見「かなり鳥肌立ってます」三浦監督から15秒オファー明かす「おい、帰ってこいよ」物まね?にファン爆笑
DeNA・筒香嘉智外野手が18日、横浜スタジアムで入団会見を行った。会場は一般公開され、雨が降る中で熱狂的なファンも集結した。
会見前には球場内ビジョンで、思い出シーンをまとめたVTRを放映。応援団が筒香の応援歌を演奏するなか、スーツ姿で登場した筒香は「お集まりいただき感謝しています。また横浜スタジアムで野球ができる喜びを噛み締めています」と笑みを浮かべた。球場の雰囲気について、「正直、かなり鳥肌立っています」とうなずいた。
巨人やパ球団などの争奪戦を経てDeNA入りを決断。決め手について問われ、「(これまでも)野球がうまくなるほうを選んで、選択するようにしています。どうなるか分からない状況が続いて、正直、日本に復帰するモチベーション上がらなかったのは事実」と葛藤があったことも明かした。一方でDeNAのオファーに感謝し、「その毎日練習している中、考えているなか、ベイスターズで優勝したい、するという思いが僕の今の日本でプレーするモチベーションになりました」と語ると、ファンから再び大きな拍手がわき起こった。
筒香は19年までDeNAでプレーし、通算205本塁打。夢を追って大リーグに挑戦した。今季、ジャイアンツからFAとなり、5年ぶりに日本球界復帰を決断した。
FAとなってからDeNA・三浦監督から直接電話もあったという。「数日たって電話があり、『おい、帰って来いよ』と、15秒くらいで電話が終わりました」と低い声で口調を物まねするように明かすとファンは爆笑。「お疲れ様です。また連絡させていただきます」と返事したことも明かした。
その後、三浦監督がサプライズ登場。「おかえり」とがっちり握手すると、「やはり横浜スタジアムが似合う男だなと。まだまだシーズン長い。大きな柱になって、チームの起爆剤になってほしいなと思います」とエールを送った。