ヤクルト・村上 今季初4番弾!先制V2ランでチームに活気、15安打11得点快勝
「中日5-11ヤクルト」(18日、バンテリンドーム)
やっぱり、主役が打てばチームが活気づく。ヤクルト・村上が初回に先制の2号2ラン。2死一塁から中日の先発・柳が5球目に投じた直球を左翼席の最前部へ運んだ。
試合開始早々の快音で弾みをつけたチームは、ともに今季最多の15安打と11得点で快勝。17日の同カードで今季2度目の零封負けを喫した打線が一夜で息を吹き返して、連敗を2で止めた。
14日のDeNA戦(横浜)で開幕から54打席目に放った1号は人生初の2番で先発出場した前日13日と同じ打順で記録。4番復帰2戦目で放った一発で今季初めて主砲の貫禄を漂わせた。
昨年9月23日の阪神戦(神宮)以来となる「4番弾」。村上は「しっかりとらえました。どこの球場でも逆方向に打てるのは僕も持ち味。しっかり対ピッチャーと戦えているので、いい打席を送れているのかなと思います」と胸を張った。
苦しい打席が続いていたが、「こういう打席を増やせれば」とさらなる本領発揮を予告。開幕戦以来の1試合3安打もマークした大黒柱がアーチ量産態勢を整えていく。