巨人・坂本「なんとかしないと」 今季初の2番起用も6打数無安打 阿部監督「今より悪くなることはない」

 6回、坂本は見逃し三振に倒れる(撮影・市尻達拡)
 6回、坂本は見逃し三振に倒れベンチに下がる(撮影・市尻達拡)
 12回、坂本は見逃し三振に終わる(撮影・市尻達拡)
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 「広島0-0巨人」(19日、マツダスタジアム)

 今季2度目の引き分けに終わった試合後、巨人・阿部慎之助監督は「今日は勝ったね。勝ちました」と語った。

 直近4試合で3度の延長戦。この間わずか2得点と苦しい戦いが続くが、6投手による無失点リレーに「きょうはピッチャー陣が頑張ってくれた。それに尽きると思います」とたたえた。バルドナード、大勢を温存した上で、十二回は横川が無失点投球。「これが大きな自信になると思う」とうなずいた。

 一方、打線は不動の5番だった坂本を今季初めて2番で起用。阿部監督は「ちょっと楽なところでと思って。考えたのは僕なのでね」と意図を明かしたが、結果的には6打数無安打3三振。「それでも点が入らなかったので、僕のせいです。すみません」と頭を下げた。

 12日の広島戦を最後に、5試合連続無安打、23打席連続無安打と苦しんでいる。それでも、指揮官は「今が一番悪いから。経験もあるし、今よりひどくなることはないと思うので、開き直ってやってくれたらいいと思います」と信頼。坂本も「なんとかしないといけないです。明日。頑張ります」と前を向いた。

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