DeNA・筒香 第1打席は「まさか死球と思っていなかったのでビックリ」第3打席で中前適時打「スイングの感覚も非常によかった」

 5回、センターへ適時打を放つ筒香(撮影・伊藤笙子)
 1回、初球を右肘に受け、顔をゆがめる筒香(撮影・伊藤笙子)
 1回、死球で出塁し、苦笑いの筒香(撮影・伊藤笙子)
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 「イースタン、DeNA-巨人」(20日、横須賀スタジアム)

 米大リーグ・ジャイアンツをFAとなり5年ぶりに古巣・DeNAに復帰した筒香嘉智外野手(32)が、日本帰国後初めて実戦出場。「4番・DH」でスタメン出場し、第3打席で復帰後初安打となる中前タイムリーを放った。2-0の五回2死二塁、巨人先発・メンデスの139キロをはじき返した。3打席で交代後、「試合ができる喜びを感じ幸せでした」と振り返った。

 「戦いの大事な正装がユニホーム。袖を通すのは練習では入らないスイッチが入る」と迎えた一戦。「久しぶりの試合で自分の中でたかぶるものがあった」という初回の第1打席は投球が右の肘当てを直撃する死球。「まさか死球と思っていなかったので、びっくりした」といい、痛みはあったものの「問題はない」。三回の第2打席は132キロのチェンジアップに空振り三振で、この日は3打席で終了し2打数1安打1打点だった。

 打撃に関しては「久しぶりの実戦でスイングの感覚も非常によかった。もう少し修正しないといけないというところもあるが、繰り返していい状態にもっていければ」。具体的には「無理に積極的にいくことはしていないが、ストライクゾーンで見えた球は振っていこうと思った。試合で振ったからこそわかる感覚が久しぶりに体の中にあった。その点に関しては非常によかった」とし「自分の試合の中で崩れない形でスイングするのが一番。崩れないのはよかった」と振り返った。

 1軍昇格には今後、守備面の調整も必要になる。「この後話していろいろ決まってくるかなと思う」と話した。

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