中日ファンの悲痛な思い飛び交う 降雨コールド負けで首位陥落「遅らせてまで試合開始粘ったのならあと2イニングやらせて」「最初から雨予報」「キツイ週末」

 7回表が終了して降雨コールドが決まり、納得できない表情を見せる中日ナイン(撮影・立川洋一郎)
 7回表を終えコールドゲームになり、ベンチで苦笑いを見せる立浪監督(右は松葉)=撮影・山口登
 4回、カリステの二塁タッチアウトの判定にリプレー検証を要求する立浪監督(撮影・山口登)
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 「阪神3(降雨コールド)0中日」(21日、甲子園球場)

 試合前から雨が降り続く中、試合開始予定時刻の14時から53分遅れで始まった一戦。先発の松葉は、ぬかるむマウンドに苦労しながらも、5回まで阪神打線を無得点に封じた。

 だが、打線の援護なく迎えた六回、佐藤輝に先制の3ランを被弾。直後の七回の攻撃で打線が三者凡退に倒れるとコールドゲームが宣告され、残り2イニングを残しながら思わぬ形で今季初の4連敗となり、首位の座から滑り落ちた。

 四回には中前打で出塁したカリステが、次打者・中田の中飛で二塁にタッチアップしたが、勢い余って二塁ベースを通り過ぎてしまい、タッチアウトになる不運にも見舞われた。

 SNSでは、試合終了直後から中日ファンの複雑な思いが交差した。「キツイ週末になりました」「まだ貯金2ある雰囲気じゃないね」「最初から雨予報だったしね。中止にしてほしかった」「負けたから言うワケじゃないけど5回で終わっても良かったのでは」「無情のコールド宣告」「遅らせてまで試合開始を粘ったのなら、あと2イニングやらせてよ」という声が集まる一方、「阪神園芸さん、試合を見させてくれてありがとうございました」「現地観戦の皆さん、風邪引かないようにね」「この悔しさを忘れなければ必ずチャンス来るよ」といった反響もあった。

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