中日、23イニング連続無得点 5連敗で3位転落
「巨人2-0中日」(23日、ひたちなか市民球場)
本塁が遠い。中日は連続無得点イニングは23へ伸び、直近4戦で3度目の零封負け。立浪監督は「ここ数試合、なかなか得点できていない。開幕からチャンスで1本出たり、いい流れのときもあった。ここへきて、なかなか1本出ない」と表情を曇らせた。
最初の好機は四回だった。4試合ぶりに1番に座った三好が二塁打。田中の犠打で1死三塁としたものの、カリステは遊ゴロ。続く中田も遊ゴロに倒れた。七回は2死一、三塁で、あと1本が出なかった。
散発の4安打とつながりを欠いた打線。本塁打は13試合出ておらず、1956年以来68年ぶりで、2リーグ制後では球団ワーストタイ記録となった。それでも「今いるメンバーで戦う。誰か代えるわけでもない。まずは、今、出ているミスを防いでいく。状態はよくなっていくから、我慢をして戦っていきたい」と前を向いた。
7回2失点の先発の小笠原は、今季4度目の登板で初黒星を喫し、チームは5連敗。3位へ転落し、貯金はついに1となった。