西武が連敗を4でストップ ブラジル出身のボー・タカハシが来日3年目で初勝利「ウイニングボールは奥さんとか家族に見せたい」
「オリックス1-3西武」(25日、京セラドーム大阪)
西武は先発のタカハシが5回2/3を投げ3安打1失点で来日3年目で初勝利を挙げた。抑えのアブレイユから受け取ったウイニングボールを掲げ「本当にうれしいです。このボールは自分でキープするが、奥さんとか家族に見せたい。ファンにも見せたい」と喜びを表現した。
初回に先頭の福田に左翼線二塁打を浴びるなど1死一、三塁のピンチを招いたが、セデーニョを三ゴロ併殺に仕留めて波に乗った。
二回から五回は4イニング連続で三者凡退。3-0の六回は1点を返されなお2死二、三塁のピンチで降板したが、後を託した水上が追加点を許さなかった。「水上投手を信じていた。すごくいい投球をしてくれて、本当にうれしい。初回もダブルプレーで乗っていけた。ディフェンスがすごくいいプレーをしてくれた」と仲間に感謝した。
ブラジル出身のタカハシは米マイナーから韓国プロ野球へ。西武には2022年から在籍し2年間は中継ぎで活躍。この日は今季2度目の先発だった。
打線は初回1死二塁、に中村剛が先制の左翼線適時二塁打。三回にも2点を加えた。