打撃職人の一打でソフトバンクが追いつく 七回に代打・中村晃が右前へ同点タイムリー「大事な場面で何とかしたいという気持ちだけ」
「ソフトバンク-西武」(27日、みずほペイペイドーム)
打撃職人の一振りでソフトバンクがようやく得点を挙げて同点に追いついた。
0-1で迎えた七回2死二塁、中村晃が9番・牧原大に代わって打席に入ると、西武先発・今井のスライダーを打って一、二塁間をゴロで破る右前適時打を放った。
普段はクールな17年目のベテラン打者だが、二塁走者の栗原がヘッドスライディングで生還したのを確認すると気迫あふれる表情でガッツポーズを決めた。本塁送球間に二塁まで進んだ中村晃には代走・野村勇が送られた。
中村晃は「打ったのはスライダー。ここ最近自分の仕事ができていなかったので、この大事な場面で何とかしたいという気持ちだけでした。とにかく代打での起用に結果で応えることができて良かったです」とコメント。今月17日の日本ハム戦以来12打席ぶりのヒットが貴重な同点タイムリーとなった。