昨年指名漏れの日本新薬・武田が逆転打「チャンスがあればプロ入りを目指したい」
「JABA京都大会、日本新薬2-1宮崎梅田学園」(28日、わかさスタジアム京都)
プロ注目の日本新薬・武田登生内野手(24)が逆転&決勝の適時打を放ってチームを勝利に導いた。
1点を追う四回2死満塁で右前2点適時打をマーク。「チャンスが課題だったので打ててよかった」と頬を緩めた。打線の軸を担うが、不調によって前回の26日・トヨタ自動車戦ではベンチスタート。この日も6番と打順を下げてスタメン起用された。「トヨタ戦で外れて悔しかった」と奮起して、意地の一打を放った。
昨年はドラフト解禁年だったが、プロ入りはかなわず。大卒3年目を迎え、「去年は指名漏れみたいな形になった。チャンスがあればプロ入りを目指したい」と力を込めた。