オリックスの斎藤響介が四回途中、無安打2失点で降板「とても悔しいです」三回まで完全投球も突如乱れ4与四球 失策も絡む
「日本ハム-オリックス」(28日、エスコンフィールド)
オリックスの高卒2年目右腕・斎藤が、今季初登板初先発で3回2/3を無安打2失点(自責点0)で降板した。
三回までは一人の走者も許さなかったが、四回に突如、崩れた。先頭の加藤豪に四球を与えると、続く五十幡のセーフティーバントを三塁・太田が捕り損なう失策で一、二塁。続く万波に四球を与え無死満塁のピンチを背負った。
マルティネスは三振、田宮は二ゴロに仕留めて2死までこぎつけたが、郡司にはフルカウントから押し出し四球で先制点を献上。続く上川畑にはストレートの2者連続押し出し四球を与え、中嶋監督が交代を告げた。
斎藤は「試合にはいい緊張感で入ることが出来ましたし、ボール自体も良かったと思います。ただ四回に、四球で自ら崩れてしまったというところを反省しなければいけません。とても悔しいです」とコメントした。
斎藤は004年11月18日生まれの19歳。岩手県出身。盛岡中央から22年度ドラフト3位でオリックス入団。プロ初登板初先発は23年9月26日・西武戦で勝ち負けはつかなかった。150キロ超の直球が武器でフィールディングの良さも魅力の右腕。