ロッテ・小島が今季2勝目で連敗ストップ 「今日から連勝するぞっていう風に投球した」 7回5安打1失点
「ロッテ10-1楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・小島和哉投手(27)が7回108球を5安打1失点、無四球。今季2勝目を挙げ、連敗をストップした。「(連敗を)止めなきゃいけないとなると、1点もやれないという発想になる。今日から連勝するぞっていう風に投球した」と振り返った。
三回、四回以外は安打を許しながらも、強気の投球を披露した。四回までは無失点。五回には、先頭・阿部に右越え二塁打を浴び、後続の内野ゴロで1点を与えたが、最少失点にまとめた。
走者を背負っても落ち着いて腕を振った。小島は「先制点をあげたくなにっていう気持ちはもっていたけど、考え方次第」と話す。「ヒットを打たれるのは全然オッケー。3本打たれても1点も入らない。ヒットを打たれたからどうのこうのじゃなくて、そういう考え方で野球ができている」と、強気でいられた理由を明かした。
試合前の治療では、たまたま隣にいた角中に「5点取ったら勝てるんで」と話したという。角中からは「任せとけ」と頼もしい返事をもらい、試合が終わってみると、今季最多の10得点を挙げる大勝。小島は「その通りになってびっくりしました」と笑顔。「たくさん援護をいただいた」と打線に感謝した。
吉井監督は「今日はフォアボールがなかった。しっかりストライク先行で、シンプルに良い攻めをしてくれた」と評価した。