中日 打球直撃の小笠原6回2失点力投も2勝目ならず 初回に牧の強烈ライナーが左肘付近直撃 テーピング巻いて執念の続投
「中日-DeNA」(30日、バンテリンドーム)
中日・小笠原が六回を投げ8安打2失点、97球で降板した。打線の援護なく、2勝目はならなかった。
球場が騒然となったのは初回。2死二塁で牧が放ったピッチャー返しのライナーが小笠原の左肘の付近を直撃した。打球は跳ねながら一、二塁間に飛び、二塁走者が生還した。
アクシデントに見舞われた小笠原は表情を変えずにプレーを見届けたが、大塚投手コーチがマウンドへ。治療を経てそのまま続投したが、左上腕にはテーピングがぐるぐるに巻かれていた。
執念の続投で二回から四回まで無失点でしのいだが、五回は無死一、三塁から二ゴロ併殺の間に失点。0-2となった。