DeNA 初回いきなり13人攻撃!9安打9点 今季最多17安打12得点大勝

 「中日1-12DeNA」(1日、バンテリンドーム)

 DeNAはともに今季最多となる17安打12点と大勝した。先発野手全員安打の猛攻の中で、桑原、蝦名の1、2番コンビが計7安打4打点と大暴れ。三浦監督は「出塁してくれて得点にも絡んで。いいんじゃないですか」と2人の働きにご満悦だった。

 電光石火だった。一回、桑原が初球をたたいて右前打で出ると、蝦名は2球目を中前にはじき返して好機をつくり、佐野の先制打と牧の3ランを呼び込む。打者一巡して回った2打席目は立て続けに連続適時打。中日の涌井をKOし、一挙9得点の攻撃をけん引した。

 開幕から主にリードオフマンを務めた新人の度会が、初めて先発メンバーを外れた試合だった。2人の外野手にとって度会の存在は大きな刺激だ。桑原は「1番を打つからにはみんな自分の姿を見ている。勢いをつけたい」と語気を強め、蝦名は「負けられない。ライバルでもある」と競争心をむき出しにする。

 4試合連続で2得点以下と下降気味だった打線が、ここまでの鬱憤(うっぷん)を晴らすように爆発した。会心の3ランを放った牧は、「佐野さんの先制打のおかげで楽に打席に入ることができた。リラックスして、良い形で捉えることができてうれしい」と顔をほころばせた。今季初先発の石田健は、大量援護に守られて7回1失点の好投。三浦監督は「今後の弾みにしていかないといけない」と、さらなる好循環を期待した。

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