ヤクルト・小川 SNSで話題沸騰「奉納バント」で白星奉納ヤ 3日、今季初神宮先発
ヤクルトの小川泰弘投手(33)が2日、奉納バントで自身に白星を“奉納”することを誓った。3日の中日戦で今季初となる本拠地・神宮での先発を迎えるエース。前回登板で2犠打と今季初勝利を呼び込んだ、とっておきの神業でチームの連勝を伸ばすだけでなく、自身も連勝といきたい。
「いいスタートが切れたなと思いますし、(故障明けの一戦目で)完全じゃない中でしっかり工夫して投げられたのも良かった。何か『奉納バント』って言われているらしいですね」
得点に結びついた1犠打&1スクイズは、SNSでもチーム内でも「奉納バント」と呼ばれるなど話題沸騰中だ。頭上の高さまでバットを上げる構えも独特で、「僕的にはあれが一番やりやすい」と高い成功率に胸を張った。
昨季からクセの強いバントを繰り出し、実績を着実に積み上げているがチーム内での後継者はいまだにゼロ。小川は笑った。「(他の選手にも)勧めるんですけど…。僕がやめることはないですね」。打線をつなぐバント職人として最高級の仕事を果たし、白星を呼び込んでいく。