日本ハム 新庄采配的中 打順組み替え5番・万波が先制打 今季6度目完封勝利でカード初戦は9連勝

 1回、万波は中越えに先制タイムリーを放つ(撮影・坂部計介)
 1回、郡司の左前打で二走・万波が生還、3点目を挙げる(撮影・坂部計介)
 オリックスに勝利し、ナインを出迎える新庄監督(中央)、先発の鈴木(左から3人目)ら(撮影・坂部計介)
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 「オリックス0-3日本ハム」(3日、京セラドーム大阪)

 日本ハムが今季6度目の完封勝ちで、9カード連続でカード初戦勝利を飾った。貯金5は今季最多タイ。

 新庄監督の打順組み替えがいきなり的中した。今季全試合で3番を打ってきた万波を5番に、直近の出場5試合連続5番で出場していた田宮を3番に入れ替えて起用。初回、2死走者なしから田宮が四球で出塁。4番・マルティネスの右前打で一、二塁とし、万波が左中間2点二塁打、郡司も左前打で続き3点を先制した。

 万波は「なかなか得点しづらい投手から先制できてよかったです。2死から作ってもらったチャンスで打席を回してもらい、ありがたいと思っていました」とコメントした。

 オリックス・東とは今季2度目の対戦。4月12日(京セラ)では勝利したものの、7回1安打に抑えられていた。昨季は5試合対戦し3勝0敗、防御率1・30の好成績を残され、1試合で奪った得点も2点が最多。苦手だった右腕から初めて3得点した。

 今季2度目の先発となった鈴木は5回1/3を1安打無失点の好投で、今季初勝利。初回、先頭の福田に左前打を打たれたが、その後の1死一、二塁のピンチで頓宮を遊ゴロ併殺に仕留めた。二回以降は無安打1四球に抑える“スミ1安打”に封じた。

 「初回はバタバタしましたが、二回以降は修正して、緩急を使ったピッチングができたと思います。先に点を取ってもらったのでいいリズムで投げることができました」とコメントした。

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