巨人 「長嶋茂雄DAY」で次女・三奈さんがファーストピッチ 背番号「3」でマウンドへ 大きく外れるも躍動感あるフォーム披露「感謝の言葉でいっぱいです」
「巨人-阪神」(3日、東京ドーム)
球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」で、長嶋さんの次女でスポーツキャスターの長島三奈さんがファーストピッチを務めた。
背番号「3」のユニホーム姿でマウンドにあがると、躍動感のあるフォームを披露。ボールは大きく右に外れ、バウンドしながら捕手のミットに。笑顔を浮かべながら、マウンドを後にした。
大役を終え「すいません、全然スタンドみる余裕がなくて。令和になって、父のことを知らない若い方たちもたくさんいる中で、父のことを思ってくださって、『3』番を着てくださって、試合をみてくださるのは本当にうれしいですし、感謝の言葉でいっぱいです」と、大観衆に感謝した。
始球式前にはドラフト1位の西舘に教えてもらったそうで「花巻東高校時代からずっと取材していたので、会えたらいいなという話をスタッフの方にしていたら、西舘きますよって言ってくださって。そしたら『G』のマークが入ったパーカー姿で西舘くんが颯爽とブルペンに入ってくれて。ボールだしをしてくれて、大変『プロの選手にごめんなさいね』って言いながら。とにかく私のフォームがひどかったので、どうしたら真っすぐに投げられるのって聞いていて。アドバイスしてくださったんですけど、レベルが高くてまったく私が意味がわからず、ものにもできず、あのような情けない投球になってしまって、西舘さんごめんなさいって感じです」と、語った。
チームは、試合前練習から長嶋さんに敬意を表し、ナインは背番号3のTシャツを着用。左袖には「長嶋茂雄DAY」ロゴがプリントされている。また、この日の試合球には「3 NAGASHIMA SHIGEO DAY 5.3.2024」と刻印がされ、マウンド後方には永久欠番「3」を特別に掲出した。