松井秀喜氏が解説 巨人被弾の場面で指摘「打たれますよね、ああいうボールは」六回の失点場面では笑い誘う「センター松井、ライト高橋なら」
「巨人-阪神」(3日、東京ドーム)
巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が来場。球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として行われた試合で、日本テレビ系の解説を務めた。
六回の守り、糸原に右中間への適時二塁打を打たれた場面。右翼・佐々木が打球に追いつきながら中堅・増田大の動きを気にするようにして捕球できなかったことに触れ「ライト捕れそうでしたが、最後センターが気になった感じでしたよね。あれがセンター松井、ライト高橋ならセンターのあきらめが早いのでライト高橋が捕っているんです。あきらめが早いっていうのは言い方が悪いですかね、最初から任せる」と笑いを誘った。
また、八回、4番手・船迫が大山に被弾した場面では「これが4番の仕事か」と問われると、巨人目線で解説。「そうなんですが、一番投げちゃいけない球投げちゃったなあ。スライダーが甘いところ入っているんで嫌な感じしていたんですが、ストレートが力あっていいところ決まってたんですけど、スライダーが抜けてど真ん中入っちゃったんで、打たれますよね、ああいうボールは」と指摘した。
この日、球場外でトークショーにも登場した松井氏。幼少期は阪神ファンだったが、「タイガースは強いですね。ジャイアンツは最近、打ててない。実績のある選手が打破してほしい。坂本君、岡本君に今日は頑張ってほしい。私の心は今もジャイアンツです」と期待していた。