ヤクルト・村上 最年少200号お預け 高橋宏に抑え込まれ「次は一発で仕留められるように」
「ヤクルト3-6中日」(5日、神宮球場)
敵陣のハイタッチを、ヤクルト・村上はジッとベンチから見つめた。完封負けは阻止したが、完璧に抑え込まれて連勝は「4」でストップ。「僕らもプロなので。(甘い球は)何球かありましたけど、それを次は一発で仕留められるように頑張りたい」。王手をかけていた史上最年少200号も次戦以降へのお預けとなった。
こどもの日に詰めかけた子どもたちを笑顔にしたかった。九回に相手のミスへつけ込んで、無死満塁で打席へ。中日の若きエース・高橋宏から作った最大の好機で一ゴロの間に1点を返すなど、ヤクルト打線も反撃したが、勝利に結びつけることはできなかった。
試合後にはファンからのエールが飛び交い、「(明日以降も)変わらず。相手投手をしっかり打てるように頑張りたい」と顔を上げた村上。メモリアル弾を勝利で飾りたい。