ソフトバンク・柳田 お目覚め3安打3打点 「完璧」な一発&軽打も
「西武0-4ソフトバンク」(5日、ベルーナドーム)
目を覚ました。直近3試合で12打数無安打7三振だったソフトバンク・柳田が一発を含む3安打3打点。眠っていた間に首位のチームは3連敗を喫していたとあって「何とかまず1試合、取りたい気持ちだけだった」と勝利をかみしめた。
1-0の四回は先頭で厳しい内角速球を豪快に振り抜く。「完璧」と高々と上がった打球は切れずに右翼ポール際の中段席へ。七回の1死満塁では一転して軽打。低めの変化球を巧みにすくい上げて2点をもたらした。
4月30日に2試合連続本塁打を放ってからは4番の山川とともに不発だった。厳しいマークに遭っていると擁護していた小久保監督は「みんな(報道陣)が主力が打たん、って言ったから怒ったんじゃないですか」とほっとした様子。「こどもの日」にプロの力を存分に示した主砲は「ぜひ野球を始めて、西武かソフトバンクに入ってください」と上機嫌だった。