巨人が連勝で首位阪神に0・5G差 坂本先制打&長野3点三塁打 堀田が六回途中1失点で642日ぶり先発勝利

 「中日1-4巨人」(8日、バンテリンドーム)

 巨人が連勝で貯金2とし、首位・阪神に0・5ゲーム差と迫った。先発の堀田が5回2/3を投げ、6安打無失点の好投で今季2勝目。22年8月5日のヤクルト戦(神宮)以来、642日ぶりの先発勝利となった。初回、坂本が放った先制犠飛が決勝打。終盤の八回、長野が3点三塁打を放ち、ダメ押しした。

 初回、丸が中前打で出塁すると、1死を挟んで吉川が左前打で一、二塁。4番の岡本和は四球を選び、満塁とチャンスを広げた。ここで打席に立った坂本は1ストライクから2球続いた直球にコンタクト。きっちりと中堅後方にフライを打ち上げ、三塁から丸が悠々と先制のホームを踏んだ。

 「(堀田)賢慎が先発なので、なんとか援護をしたいと思っていました。先制点に繋がり良かったです」

 初回から援護を受けた堀田は、直球とフォークを軸に強気の投球。三回以降、毎回のように得点圏に走者を背負いながら、粘りの投球で得点を許さなかった。六回、2死一塁で2番手・船迫にバトン。石川昂を空振り三振に仕留め、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 「序盤はストレートが良く、要所で制球良く投げられていたと思います。前回同様、2巡目以降でピンチを背負うケースが多かったのでそこは反省し、次の課題にして今後取り組んでいきたいと思います」

 最少リードを守って終盤を迎えると、八回に2死満塁の好機で長野が走者一掃の3点三塁打。坂本、長野とベテランのバットで連勝を導いた。阿部監督は「いやもう素晴らしい」と堀田を絶賛し、長野のスタメン起用には「困ったときのベテランだと思うし、明日休みだしね」と語った。

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