ヤクルト・高津監督 筒香封じた投手陣に満足 「たくさんミーティングをして勉強した結果」
「DeNA2-6ヤクルト」(8日、横浜スタジアム)
目を覆いたくなるような悪夢を、すぐさまヤクルト投手陣たちが自らの力で消し去った。先発・吉村、山本、木沢らが選んだ、DeNA・筒香との真っ向勝負。3打数無安打2三振と抑え込み、高津監督も「たくさんミーティングをして勉強した結果」と手放しで絶賛した。
6日には勝利目前の八回に、逆転となる決勝3ランを被弾。捕手の中村も休養日となった7日には子どもから「すごい負け方をしたね」と叱咤(しった)され、「やり返すには今日しかない」と腹をくくり、攻め抜いた投手陣をたたえた。
ただでさえ手ごわい打線に“6番”で加わった主砲の存在が、今後も脅威となるだけに完璧に抑えた経験は大きい。「いい補強をするな、と。でも、つながらせないことが大事だと思う」と指揮官。まだ5月。さらに警戒を強め、万全の筒香対策を敷いていく。