あれは何?DeNA戦 負傷した宮崎を囲った「青い幕」の意味 導入した元トレーナーが説明

 6回、負傷した宮崎がシートで隠されて退場する(撮影・金田祐二)
 6回、負傷した宮崎を心配する三浦監督(撮影・金田祐二)
 6回、井上の打球を頭付近に受け、うずくまる宮崎
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 「DeNA-阪神」(10日、横浜スタジアム)

 DeNA・宮崎敏郎内野手の頭部に打球が直撃するアクシデントが起こった。試合後にチームドクターの診察で「頭部打撲」と診断された。意識もあるという。

 球場が騒然となったのは六回1死一、二塁。井上が放った三塁への強烈な打球がイレギュラーし、宮崎の頭部に直撃。倒れ込んだ宮崎を囲むように「青い幕」で目隠しされる中、担架で運ばれた。DeNAファンだけでなく、阪神ファンからも「宮崎コール」が起こった。

 22年まで3シーズン、DeNAトレーナーを努めた林優衣さんはXを更新し、SNSでも注目された「青い幕」に言及。「宮崎さん無事でありますように」と前置きしたうえで、「幕は私がいた時にお願いして始まりました」と明かした。

 その意図については「選手(患者)に対しての周囲からの刺激を減らす事 刺激によって避けたい反応や動きが起きてしまうことがあるため」、「対応するATが集中しやすい環境(見られている中でのプレッシャーは相当なもの)」、「プライバシーの保護」とした。

 林さんは最後に「本当に無事である事を祈ります」と記述。試合後、宮崎は「頭部打撲」で意識があることも伝えられた。

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