ロッテ・メルセデスが6回2失点 今季初勝利はお預け「6回まで投げられたのは良かった」

 6回、追加点を許し、ベンチに戻るメルセデス(左)=撮影・中島達哉
 5回、野村の打球が当たり、苦悶(くもん)の表情を浮かべるメルセデス(撮影・中島達哉)
 7回、選手交代を告げる吉井監督(右)=撮影・中島達哉
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 「日本ハム-ロッテ」(11日、エスコンフィールド)

 ロッテのC・C・メルセデス投手が先発し、6回96球を4安打2失点、8奪三振。防御率は1・03。援護に恵まれず、またしても今季初勝利を逃した。「2点取られてしまいましたが、6回まで投げられたのは良かったです」と振り返った。

 二回まで連続三者凡退の立ち上がり。0-0の三回には先頭・レイエスに中前打を許すと、2死二塁からは万波に左翼線への先制適時二塁打を浴びたが、松本剛は遊飛に打ち取り最少失点。四回は抜群の制球力で三者凡退に抑え、しっかり修正した。

 だが、0-1の六回は、先頭・松本剛に右前打。さらに1死一塁からは、マルティネスへの3球目、5球目に盗塁され、1死三塁に。マルティネスには四球で1死一、三塁とピンチを背負い、続く田宮には、右犠飛で追加点を献上した。最後は野村を三ゴロとした。

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