清川栄治さん死去、62歳 広島、近鉄で救援投手として活躍

 プロ野球広島と近鉄で中継ぎ投手として活躍した清川栄治(きよかわ・えいじ)さんが5日、悪性腫瘍のため東京都の病院で死去した。62歳。京都府出身。葬儀は近親者で行った。

 京都商高(現京都先端科学大付高)、大阪商業大を経て1984年にドラフト外で広島に入団。貴重な左の横手投げとして救援陣を支えた。91年途中に近鉄に移籍。広島に復帰した98年限りで現役を引退した。全て救援で通算438試合に登板し、13勝10敗12セーブ、防御率2・94だった。

 引退後は広島やオリックス、西武で長く投手コーチを務め、社会人野球の日立製作所でも指導した。

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