「地方の鬼」巨人3戦3勝 岸田の今季1号2ランが先制V弾、山崎伊7回1失点で4勝目

 6回、筒香のゴロをエラーしかけた岡本和(左)のお尻を笑顔でたたく山崎伊(撮影・西岡正)
 7回を投げ終え、ベンチへ戻る山崎伊(撮影・西岡正)
 2回、先制2ランを放ち、坂本(左)とタッチを交わす岸田(撮影・西岡正)
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 「巨人2-1DeNA」(14日、富山市民球場アルペンスタジアム)

 巨人が最少リードを守り抜き、2カード連続で初戦を勝ちきった。4試合ぶりに先発マスクをかぶった岸田が、二回に今季1号2ランで先制。先発の山崎伊は7回を投げ、5安打1失点で4勝目を手にした。今季、地方球場では3戦3勝だ。

 「何とか先制点を取りたいと思っていました。素晴らしいスタジアムで最高の結果で先制することができて良かったです」。二回、1死一塁で打席に立った岸田は2球目、初球ストライクの151キロを左翼スタンドに運んだ。温かい声援に背中を押されるように、初回にオコエ、二回に長野、六回には吉川と再三の好守でピンチを救った。

 二回には坂本が左前打を放ち、通算2352安打を記録。「打撃の神様」川上哲治氏を抜き、NPB歴代単独13位に立った。安打を重ねる度、球史に残る大打者と肩を並べ、追い越していく日々。同12位・落合博満氏の2371安打も視界に捉える。阿部監督も「若い選手の教科書だな」と賛辞を惜しまない。

 先発の山崎伊は、序盤のリードを粘りの投球で守った。五回、1死二塁から蝦名に左前適時打を浴びたが、この回を最少失点で切り抜けた。味方の好守にも助けられながらの粘投。4月9日のヤクルト戦、同23日の中日戦に続き、地方球場では3戦3勝。慣れないマウンドで無類の強さを誇る。

 八回以降は船迫、バルドナードと繋ぎ、リードを守った。

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