中日・立浪監督の仰天采配に本拠地騒然 快投の小笠原を97球で交代 0-0九回のピンチにマルティネス投入→無失点でしのぐ

 9回、降板する小笠原(撮影・山口登)
 5回、大竹の打球が体に当たり、マウンドを周りながら苦笑いを浮かべる小笠原(撮影・田中太一)
 阪神打線を相手に力投する小笠原(撮影・立川洋一郎)
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 「中日-阪神」(15日、バンテリンドーム)

 中日・立浪監督の仰天采配に球場が騒然となった。

 先発の小笠原が快投。阪神・大竹と投手戦を演出し、スコアボードに0を並べた。二回に2死二塁となった以外は八回まで得点圏に走者を進めず。危なげない投球を披露していたが、0-0の九回先頭で中野に二塁打を打たれた。

 ここで立浪監督はベンチを出て交代を告げた。97球での降板に小笠原も微妙な表情だったが、告げられた2番手は守護神・マルティネス。立浪監督の積極采配に場内からどよめきが起こった。

 マルティネスはしばらく出てこず、立浪監督がベンチ裏をのぞき込む様子もあった。

 無死二塁で登板したマルティネスは近本を申告敬遠。大山は三振、ノイジーは中飛で2死を奪った。走者がそれぞれ進塁し、2死二、三塁から渡辺を見逃し三振に仕留め、雄たけびをあげた。

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